どうもブルームプロモーションです。
最近新たなWEBマーケティングの形として、コンテンツマーケティングが注目されています。
これまで主流だった『売主からお客さんへ、一方的に広告を発信するようなやり方とは違い、お客さんから信頼を得た上で購買をうながしていくマーケティング』です。
このコンテンツマーケテイングは「新しい!」と言われながらも実は、昔ながらの人情味あふれる商売の仕組みと大きな違いはありません。
今回は、コンテンツマーケテイングとは何か?についてお伝えします。
コンテンツマーケティングの「コンテンツ」とは
私たちは、なじみの八百屋さんや、お気に入りのアパレルショップの店員さん、かかりつけのお医者さんなど、信頼している人の意見に耳をかたむけます。
何度もコミュニケーションし、信頼や尊敬を抱いた結果、「自分の認める専門家の勧める商品だから購入した」ということは誰しもが経験することです。たとえ本人が自覚していなくても、そういった購買行動になっていることはよくあることです。
コンテンツとは
・八百屋の主人から聞く野菜の美味しい食べ方
「この大根はちょっと甘いからそのまますりおろしてもいいし煮物にもいいよ」
・アパレル店員の着こなしのアドバイス
「今日みたいなカジュアル系なら、こっちのアクセの方が合いますよ」
・お医者さんからの教わる療養方法
「退院してからもこのリハビリは続けた方が治りが早くなるよ」
のような、専門家から提供される「気付き」という価値そのものをコンテンツと呼びます。
私たちは、知らないことを知りたい時、その分野に詳しい友人や専門家に相談し問題を解決してきました。
アナログかデジタルかの違いはあっても、お得意さまになってもらうためには、専門家としての信頼度の構築が必須であり、それは今も昔も変わりありません。
わたしたちの行動の変化がきっかけ
インターネットの普及で、飛躍的に情報収集力が上がった現代の消費者は、自分で購入を決めるようになりました。反面、押し付けられるような営業や広告を嫌います。
購買のプロセスは確実に変化し、欲しい情報は”Webの検索から” 新しい気づきは”ソーシャルネットワーク(SNS)から” 得ることが多くなりました。
検索結果やSNSのタイムライン上に、ユーザーにとって必要な情報や答えを用意して「売り込まずに見つけてもらう」コンテンツマーケティングを成功させるには、消費者にとって「価値ある情報とは何なのか」を考え、悩みを解決させ信頼を勝ち取っていく必要があります。
コンテンツマーケティングが普及している背景
一昔前の企業は圧倒的な影響力を持つTVCMやテレアポ、ポスティング、FAX営業、DMなどを利用することで、売上は上がっていました。しかし多様化が進む現代では、大量の広告を垂れ流すようなやり方では、反応が得られなくなってきています。
これを非効率と考える人や企業が増え、持っている商品や情報を、欲しがっている人だけに伝えるコンテンツマーケティングは、売り手と買い手をマッチさせる費用対効果が高い施策として注目されています。
また、コンテンツマーケティングの普及を後押しした要因として、Web業界の2つの大きな変化である「Googleの進化」と「ソーシャルメディアの普及」が挙げられます。
特にSEO業界においては「Googleの進化によるSEOの変化」があり、コンテンツマーケティングの成功にSEO(検索エンジン最適化)は不可欠な施策です。
逆にSEOを度外視した場合、検索結果で上位表示することが難しく、上手く機能しない可能性が高いマーケティング手法とも言えます。
さらに、Webサイトにコンテンツページを追加し続けることは、継続的に集客できる資産を増やす事と同じであり、継続的な効果を生む投資に繋がるという利点も魅力の一つです。
観客やファンを作ることがコンテンツマーケティングの最終目標
コンテンツマーケティングを成功させるコツは継続して観客をつくり続けることです。
ユーザーが専門家として企業を認めるようになった時、ユーザーは忠実な観客へと変化します。
成長しているほとんど企業には、観客(ファン)がいます。
ファンになったユーザーは、信頼する企業から発せられる豆知識情報や、キャンペーン情報をいつも聞いてくれています。
ユーザーの事をイメージしながら親身になって情報発信し、信頼を得ることこそが企業にとってのブランディングの向上と同時に購入を促進させるのです。