テクニカルSEO

2024.09.13

ディスクリプション徹底解説!SEOへの影響や最適な文字数、書き方は?

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こんにちは!ブルームプロモーションのコンテンツマネージャー 大井です。

 

SEO対策をしているけれど、なかなか訪問数が上がらず成果が出ない…。

そんな悩みを抱えている方、まずは「ディスクリプション」を見直してみませんか?

実は、このちょっとした工夫で検索結果のクリック率が大きく変わることがあるんです!

 

私もこれまで、業種も規模もバラバラな、さまざまなクライアント様のディスクリプションを数多く作成してきました。

その中で見えてきた、ディスクリプション作成のちょっとしたコツをシェアします!

SEO初心者の方にもわかりやすく、ディスクリプションの基礎知識から効果的な書き方まで詳しくお伝えしますので、一緒にSEO対策の重要な一手を学んでいきましょう。

 

ディスクリプションの見直しで、あなたのWebサイトの魅力をもっとユーザーに伝えることができるはずです!

 

※このコラムはClaude.aiと大井で作成しています

ディスクリプションのイメージ

SEOにおけるディスクリプションの重要性を解明!

SEOを行う上で、意外と見落とされがちなディスクリプション。

でも実は、ディスクリプションは、ユーザーを引き付ける重要な役割を果たしているんです。

 

その重要性について詳しくみていきましょう。

 

ディスクリプションとは?

ディスクリプション(description)は、英語で記述や説明、取扱説明書を意味し、Webページの要約文として使われるHTMLタグの一つです。

正確にはメタディスクリプション(meta description)と呼ばれています。

 

検索結果ではタイトルの下に表示され、タイトルの次にユーザーの目に留まる部分です。

次の画像の赤枠で囲った部分を指します。

検索結果のディスクリプション

ユーザーはこの説明文を見て、「このサイトに自分の求める情報があるかも!」と判断します。

つまり、ディスクリプションは、あなたのサイトの「お店の看板」のような役割を果たしているんです。

 

SEOとクリック率向上の関係性とは?

SEOに影響があるのか疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、結論、順位上昇の直接的な要因にはなりません

 

ディスクリプションの設定や修正が、直接順位を上げる要因にはなることはありませんが、魅力的なディスクリプションを設定することで、クリック率(CTR)が上がる可能性は高くなります。

 

SEO業界にいる方なら、2024年の5月末にGoogleの社内文書が漏洩したニュースは記憶に新しいと思います。

この社内文書の漏洩でキーになるのが「Navboost」と呼ばれるもの。

簡単にお伝えすると、クリック率を一つの参考として、検索結果の順位を調整するアルゴリズムです。

 

今までGoogleは、ユーザー行動のデータを順位決定に使用していることについて否定的でしたが、SEOにおいてクリック率が重要な指標の1つであることが裏付けられた形になります。

 

ディスクリプションが直接的に順位に影響を与えることはありませんが、魅力的なディスクリプションでクリック率が高まれば、それは順位に影響を与える可能性があります。

つまり、ディスクリプションは間接的にSEOに良い影響を与えるといえるでしょう。

 

 

プロ直伝!効果的なディスクリプションの書き方

SEOにおいても重要なディスクリプション。

具体的な書き方のコツについても学んでいきましょう!

 

弊社でのディスクリプションの作成方法も交えながら解説します。

 

ディスクリプションの最適な文字数

ディスクリプションを書くとき、気をつけたいのが文字数です。

 

2024年9月現在、PCでもスマートフォンでも、表示されるディスクリプションは全角で70〜80文字前後※。

そのため、70文字前後を目安にするのがおすすめです。

※使用している機種や環境によって表示される文字数は変わります

 

適切な文字数をオーバーしてしまうと”……”と省略されて表示されます。

 

以前は、PCの場合で120文字前後、スマートフォンの場合で50文字前後といわれていましたが、現在はPCでもスマートフォンでも文字数に大きな差がなくなっています。

 

効率的なディスクリプションの作成方法

どのようなディスクリプションを設定すれば、ユーザーの目に留まり「このページを見てみたい!」と思ってもらえるようになるのでしょうか?

 

弊社でディスクリプションを作成する際に意識しているのは、次のようなポイントです。

  • ページの内容を最初に明確に伝える
  • 変化しにくい情報を含める
  • 企業名を文頭に配置する
  • 体言止めを効果的に使用する
  • 1文を読点が不要な程度の長さに抑える
  • 数字を積極的に活用する
  • 具体的な表現を心がける

 

ディスクリプションにおいて重要なのは、「わかりやすさ」。

ユーザーを惹きつけるために、変に凝ったディスクリプションを作成する必要はありません。

どのような内容のページなのか、知りたい情報が含まれているのか、それらを端的に伝える「わかりやすさ」がクリックにつながります。

 

例えば、商品一覧ページなら、「株式会社〇〇の商品一覧」のように、何のページかをすぐに理解できるように、ページの概要と企業名を最初に含めるのが王道です。

 

また、「3年連続業績アップ」などの時間とともに変わる情報は避けるのがベター。

数字は積極的に使っていきたいものの、現実的に毎年(もしくは毎月)全てのディスクリプションを見直すのは難しいですよね。

情報が更新されるタイミングでの書き換えができなければ、書かないほうがユーザーの混乱を避けられます。

 

滅多に変化がない製品特性などに関わる数字、例えば「耐久性10年以上」などであれば積極的に使っていきましょう。

「高品質な製品」と記載するより、説得力が増しますよ!

 

パッと見て理解しやすい短い文章、そして限られた文字数で多くを伝えるための体言止めも、ディスクリプション作成の際のテクニックです。

ただし、体言止めは使い方によっては冷たい印象を与えてしまうこともあります。

必要に応じて調整を行いましょう。

 

ディスクリプション作成時、ChatGPTなどの生成AIの力を借りて効率化を図っても良いと思います。

 

出力したものをそのまま採用することは難しいですが、イチから自分で作成するよりもぐっと作成時間を短縮できます。

そのページのキーワードや主なターゲット、大まかな内容などの情報を生成AIに与えた上で、ディスクリプションの作成をお願いしてみましょう。

 

どの生成AIを使うにしても、丸投げにはせず、それぞれの特性を理解して、協力しながら作成を進められると良いですね!

 

 

ディスクリプションの設定方法

ディスクリプションの作成ができたら、あとは設定するだけ!

HTMLを使う設定方法や設定後に反映されない場合の対処法などをご紹介します。

 

HTMLでの実装方法

HTMLでのディスクリプション設定と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実はとてもシンプル。

 

<meta name=”description” content=”ここにディスクリプションを入力します”>

 

このコードをHTMLファイルの<head>タグ内に入れるだけ。

「ここにディスクリプションを入力します」の部分に、作成したディスクリプションを入れれば完成です。

 

▼弊社のトップページのディスクリプションの設定▼

ブルームプロモーションのディスクリプション設定

WordPressなどのCMSを利用している場合は、制作者にディスクリプションの入力欄をつくるよう依頼しましょう。

 

設定したディスクリプションが検索結果に反映されない場合

せっかくディスクリプションを設定したのに、検索結果に反映されない…。

そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

 

実は、Googleが自動的にページの内容からディスクリプションを生成することもあります。

特に、ディスクリプションがページの内容と合っていないと判断された場合に起こりやすいです。

 

対処法は以下の通りです。

  • ページの内容と合ったディスクリプションを作成する
  • キーワードを適切に使用する
  • 文字数を適切に保つ

 

ディスクリプションを設定しないケース

あえてディスクリプションを設定しないという選択肢もあります。

 

特に記事コンテンツでは、さまざまなキーワードやパターンでの流入が予想されます。

ディスクリプションを設定していなければ、Googleが自動的に検索されたキーワードが含まれる文章やその前後を抜粋し、検索結果ページに表示してくれます。

ページに設定しているキーワード以外で検索されたときでも、そのキーワードに関連する箇所が抜粋されることで、より多様な検索意図とマッチする可能性が高まります。

 

実際、弊社でも記事コンテンツに対してはディスクリプションを設定していません。

対して、トップページや企業・店舗へのアクセスページなどユーザーの検索ワードがある程度限られるページについては、ページのキーワードに合ったディスクリプションを設定することをおすすめします。

 

ページの種類や目的に応じて、ディスクリプションの設定有無を使い分けることで、より効果的なSEO戦略を立てることができます。

 

 

要注意!ディスクリプションのよくある間違い

ディスクリプションを設定する際、ついやってしまいがちな間違いがあります。
よくあるNGとその対策を紹介します。

 

NG① ディスクリプションでのキーワードの過剰使用

SEOにおいては、キーワードが重要視されますよね。

では、ディスクリプションには、たくさんキーワードを入れた方が良いのでしょうか?

 

答えはNO。

キーワードは自然な形で、できるだけ文章の前のほうに入れるのがポイントです。

 

読みやすさを最優先にしながら、キーワードは1〜2個程度にとどめておきましょう。

 

キーワードを詰め込みすぎると、かえってユーザーに「怪しい」と思われる原因になってしまいます。

Googleもキーワードの詰め込みを好ましく思っていないため、キーワードの羅列や不自然な繰り返しは避けましょう。

 

NG② 同じディスクリプションの使い回し

「同じディスクリプションを使い回さない」というのは、ディスクリプションの最適化においてとても大切なポイントです。

なぜなら、各ページの内容は違うはずだからです。

 

手間はかかりますが、それぞれのページの内容に合わせて、個別のディスクリプションを作成しましょう。

 

 

ディスクリプションを作成するうえで避けるべき事柄については、Googleの「検索結果のスニペットを管理する」にも記載があります。

こちらもあわせて確認してくださいね!

 

 

SEOのディスクリプションを活用してたくさんのユーザーを呼び込もう!

ディスクリプションは、直接的に検索順位に影響を与えるものではありません。

ですが、クリック率(CTR)の向上を通じて間接的にSEOへ良い影響をもたらすと言えます。

 

効果的なディスクリプションを作るには、70〜80文字程度の適切な文字数を意識しながら、ページの内容を明確に伝えることが大切。

また、各ページごとにユニークな内容にすることも忘れないでくださいね。

 

これらを意識して、あなたならではのディスクリプションを作ってみてください。
きっと、サイトへのアクセス数増加につながるはずです!

 

SEOは、一朝一夕で効果が出るものではありません。

でも、コツコツと改善を重ねていけば、必ず結果はついてきます!

 

ページ内容にマッチしたディスクリプションの設定を行ない、クリック率UPにつなげられるディスクリプションの作成をしていきましょう!

 

ブルームプロモーションでは、さまざまなSEO施策をご提案しております!

SEOのお悩みの方は、お気軽にブルームプロモーションにご相談ください。

この記事を書いた人

コンテンツ事業部 マネージャー大井 香奈美

家電販売店や飲食店での接客業を経て、2019年 ブルームプロモーションに入社。主にコンテンツSEOの企画・設計を行う。担当記事本数は1,500以上。

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