テクニカルSEO

2020.12.20

Google検索のアルゴリズム(検索順位の決め方)を理解しよう。

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どうも、ブルームプロモーションの高橋です。

これまで、Google検索エンジンの仕組みを知るお役にたてればと

1「GoogleクローラーがWebサイトの情報を収集する仕組み
2「検索エンジンのインデックスの仕組みとチェック方法

をお伝えしてきましたが、今回は最後の3rd ステップ、検索結果を表示する仕組み「アルゴリズム」についてお伝えします。上記2記事を未読の方はまずそちらからどうぞー。

アルゴリズム漫画

ここに目次が入ります

検索結果は検索エンジンに登録されているページの中から

検索エンジンのインデックスの仕組みとチェック方法」でお伝えしたとおり、ユーザーが単語(キーワード)を検索窓に打ち込むと、インデックス登録されたページの中から、検索したユーザーにとって最も有益と思われるページに順番をつけ、検索結果に表示されます。

こう書くと非常にシンプルですが、どうやってGoogleは「ユーザーにとって有益なページ」を判断しているのでしょうか?

検索順位を決める評価基準

Googleが公表している評価基準の一部はこんな感じです。

・そのページを持つWEBサイトの品質はどうか?
・コンテンツの鮮度と質はどうか?
・そのサイトにリンクしている他のウェブサイトの数や品質はどうか?
・検索キーワードの同義語は入っているか?
・検索キーワードとウェブページの「URL」と「タイトル」はマッチしているか?
・検索結果として返すべき種類は何か?(ウェブページ、画像、動画、ニュース記事など)
・検索したユーザーとWeb上でつながっている人がすすめている結果はないか?

さらに、公表されていないものも含めると200を超える評価基準があると言われています。
これら、検索アルゴリズム全ての要因を合わせた結果、検索クエリに密接に関連していると判断されたページに順位をつけて、検索結果として表示します。

ちなみに検索にかかる作業時間は、なんと0.5秒です。あっ!という間もかかりません。

Googleの目的はユーザーの質問に高い精度で答えること

ユーザーが叩くキーワードは質問と同じです。例えば「SEO」と検索した時、わたしたちは「SEOについて教えて!」と質問しています。言い換えるとGoogleへの要求です。

この要求のことをコンピューター用語では、query(クエリー)と呼びます。

Googleはユーザーの検索キーワードを、検索クエリというプログラムへの要求の信号として受け取ります。私たちは知らずに検索クエリを使い、Googleの巨大プログラムに働きかけているわけです。

Googleの検索サービスのアルゴリズムを説明するページでも

『必要なのは答え。数兆にも及ぶウェブページではありません。アルゴリズムは必要とされている情報を、精度高く提供するための手がかりを探すコンピュータプログラムです。』

と言っている通り、Googleの目的は、ユーザーの質問に対する答えとなる検索結果を提供することです。

検索クエリを受けとった瞬間、Googleはクエリに関連する世界中の全てのページをピックアップし選別します。この全てのページの中から選別するプログラムをアルゴリズムと呼びます。

Googleはこのアルゴリズムでページの順位を決めていくので、ランキングアルゴリズムとも呼びます。

まとめ

・検索はインデックスされたページの中から行われる
・検索するキーワードはGoogle側からするとクエリと呼ばれている
・検索という問題を解くためのプログラムはアルゴリズムと呼ばれている
・200を超える基準によって順位が付けられる

検索エンジンの仕組みの概要としてイメージすることができれば、入門編としては十分です。

ちなみに、Googleでは検索に関するとてもわかりやすい動画を公開しています。この記事のあとにみると、理解がより深まると思うのでオススメです。解説してくれているGoogleのマットカッツさんも、とても良い人そうで眺めているだけで和めます。

この記事を書いた人

SEOコンサルタント高橋 正樹

飲食・ブライダルなどサービス業を経て、2017年 ブルームプロモーションの役員に就任。SEOを軸としたコンテンツの企画からWEBサイトの設計まで幅広く行う。

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